フェラーリが同社史上最もパワフルかつ最速の12気筒ベルリネッタモデル、「812 Superfast(812スーパーファスト)」 を第87回ジュネーブ国際モーターショーにてワールドプレミアすることを発表しました。
この「812スーパーファスト」は「F12ベルリネッタ」の延長線上に位置づけられるモデルで、パワフルでエクスクルーシブなフェラーリを切望する顧客に向けて、一般道でもサーキットでも胸のすくようなドライビングを楽しめるように作られたとのこと。
エンジンは、フロンドミッドに最大出力800馬力/8,500rpm、最大トルク718Nm/7,000rpmを発揮する最新の 6.5リットルV型12気筒エンジンを搭載し、この数値はフェラーリ史上で最もパワフルなものとなります。トランスミッションは専用ギアレシオのデュアルクラッチで、0-100km/h加速は2.9秒と市販車トップクラスの数値。
なお、デザインはフェラーリ・スタイリングセンターによる内製のもののようですが、個人的にはフェラーリとしてはちょっと・・・と思ってしまいました。以下、公式発表された主要スペックとなります。
【エンジン】
タイプ | V12 – 65° |
総排気量 | 6,496 cc |
最高出力 | 588 kW (800 cv) / 8,500 rpm |
最大トルク | 718 Nm at 7,000 rpm |
【サイズ&重量】
全長 | 4,657 mm |
全幅 | 1,971 mm |
全高 | 1,276 mm |
乾燥重量 | 1,525 kg |
重量配分 | 46-53% フロント/ リア |
【性能】
最高速度 | 340 Km/h以上 |
0-100 km/h | 2.9 秒 |
しかし、一般道でもサーキットでも胸のすくようなドライビングを楽しめるとは言っても、800馬力もあったら、日本の一般道ではスリリングすぎて楽しむどころではないかと思われます。日本でそのポテンシャルを楽しむのであれば、サーキットに行くしかありませんね。
車の中でもスーパーカーを筆頭にスポーツ系や輸入車が特に大好きで、欲しいクルマは数え切れず。残りの人生であとどれくらいの数の車に乗れるだろうかと考えると、色々と悩みが尽きません・・・。