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美しい星空と愛車の写真撮影のすすめ【撮影の基本編】

昨今、にわかに人気上昇中の気がする星空観察や星空撮影。そんな美しい星空と愛車を1枚の写真に収めてみませんか?

美しい星空の写真

インスタグラムを見ても、最近美しい星空の写真をアップしている方が多い気がしますが、皆さんは星空観察はお好きでしょうか?

星空と愛車ってあまり結びつきが連想されるようなものではありませんが、スバルは社名が星にちなんでいることから、今年で3回目となる「日本一の星空を見上げる SUBARU星空ツアー」を9月8日に長野県の阿智村浪合パークで開催しています。

上記イベントは星空と車を一緒に撮影するものではないかと思いますが、カートリビアでおススメするのは星空と愛車の写真撮影。過去にも星空と愛車の画像を星空写真家の筒木猛氏の写真を主にご紹介してきていますが、今回はそんな星空と愛車の撮影方法をご紹介したいと思います。

使用するカメラについて

キャノン Eos Kiss X8i

キャノン Eos Kiss X8i

まずは、カメラについて。基本的には一眼レフカメラになり、CCDサイズが大きければ大きいほど画質の向上が望めます。CCDサイズで言うと、フルサイズ>ASP-C>マイクロフォーサーズの順で優位です。

ざっくりいうと、フルサイズはカメラボディが10万円以上するようなもの、ASP-Cはレンズ込みで10万円しないようなエントリー機、フォーサーズはミラーレスと思っていればほぼ間違いないかと思います。

ただ、ミラーレス一眼でもレンズが高性能であればそれなりの写真を撮ることができます。自分自身も以前はパナソニックのミラーレス一眼「LUMIX GF5」を使用していました。ちなみに今回掲載している画像はキャノンの「Eos Kiss X8i」を使用しています。(1枚目に掲載の筒木氏の画像を除く)

星空撮影の基本

星空と天の川

星空と天の川

続いて星空単体での撮影について。まずはこれがある程度きちんとできないと、美しい写真にはなりません。今回は本当に簡単な基本手順を説明したいと思います。

まず、星空の撮影ポイントはピント合わせとレンズの性能。もちろん星が綺麗に見える場所というのが大前提ではありますが、はっきり言って最初はこの2つだけでデキの良し悪しが決まると言っても過言ではありません。

ピントに関しては山などの景色よりはるか遠くにある星なので、ピントは最もレンズの広角側に回しきればいい気がしてしまいますが、実はそれだと星にピントが合いません。

実際にピントが合うのは、最もレンズの広角側のちょっと手前になります。レンズによってはピントの位置表示に∞(無限大)マークと線の印が付いていますが、そこが本当の無限遠(?)に合う場所になります。

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実際に目視でピント合わせをする場合には、非常に繊細なピント合わせを必要とするので光学ファインダーは小さすぎる上に夜だと暗くて使い物になりません。よって、基本的には液晶のライブビュー画面を使用します。

星は暗いのでなかなか液晶画面でも視認できないのですが、拡大表示機能を10倍などにして、空で最も明るい星を基準になんとかピント合わせをしましょう。それでも暗くて視認できない場合は、実際に撮影しながら根気よく微調整するしかありません。

それでは、ピントがあったらいよいよ撮影です。基本の設定としては、レンズの絞り(F値)をそのレンズの最も小さい数字である開放値にし、レンズやCCDの設定にもよりますがISO感度を3200程度に設定、三脚でしっかり固定した上で長時間シャッターを切ります。

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なお、シャッター時間は焦点距離によって最適な時間が変わってきます。星は結構早いスピードで移動してしまうため、長時間すぎると軌跡を描いてブレてしまう上に画質が低下します。

一般的には「500÷撮影する際の焦点距離」が星が軌跡を描いてブレない限界のシャッター時間と言われています。例えば、焦点距離24mmで撮影したら20秒ちょっと、10mmの超広角レンズなら50秒くらいまでは星がぶれずに撮れるという事ですね。

なお、上の星空写真はEOS Kiss X8iに10-22mmの超広角レンズを装着し、更にスノークロスフィルターを装着して、10mm/F3.5/ISO3200/45秒で撮影した上でPhotoshopで色調整を行っています。

 

長くなってきてしまったので、今回はここまでにしたいと思います。次回は、愛車も入れての撮影の方法について書きたいと思います。

美しい星空と愛車の写真撮影のすすめ【撮影の基本編②】はこちらから
美しい星空と愛車の写真撮影のすすめ【応用撮影編】はこちらから

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