米テスラが2016年4月に発表した、同社としては最も廉価なEV「モデル3」。過去に発売された「テスラロードスター」「モデルS」が1000万円前後という価格だったのに対し、「モデル3」は米国価格で半額以下の400万円程度とのこともあり、先行予約開始から発表3週間で40万台に迫るという異例の人気になりました。
この発売前から人気沸騰の「モデル3」の生産を7月から開始する予定、とテスラが2016年通期の決算発表に合わせて公表しました。まだ、日本でいつからデリバリーが開始になるのかは分かりませんが、いよいよこの人気モデルが市販車として登場するのもそう遠くないようです。
なお、事前の発表による「モデル3」の主要スペックは、0-96km/h加速6秒以内、1回の満充電での航続可能距離は346km以上としています。日本では、航続可能距離等の問題もEV普及の妨げの要因になっている事を思うと、テスラの航続可能距離は日常使いでは十分と言えそうですね。
私は、テスラのEVに乗ってみるまでEVなんて自動車としては認めたくない「アンチEV派」だったのですが、実際にテスラのロードスター、モデルSに乗ってEVの既成概念をブチ壊された一人です。ことEVに関して、既発の日本のEVは自動車としての魅力でテスラの足元にも及ばないのではないでしょうか。技術力が強みのはずの日本、ぜひEVの分野でも世界に負けない物を作って欲しいものです。
車の中でもスーパーカーを筆頭にスポーツ系や輸入車が特に大好きで、欲しいクルマは数え切れず。残りの人生であとどれくらいの数の車に乗れるだろうかと考えると、色々と悩みが尽きません・・・。