かねがね新型発売の話題が上がっていたBMWの新型Z4がついに正式発表となりました。今回は新しいZ4のスペックなどをご紹介したいと思います。
米国・ペブルビーチで新型Z4を発表
先の東京モーターショーなどでもショーモデルが展示され、発売が待たれていた新型Z4ですが、この度ついに米国で開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス2018」でその姿が公開されました。
今回、公開されたのは高性能グレードな「M40i」というモデルのようで、また同時に日本の公式サイトでも「BMW Z4 First Edition」として紹介ページが公開されています。
新型Z4の性能は?
今回公開されたM40iの気になるパワートレインですが、直列6気筒M ツインパワー・ターボ・エンジンが搭載され、340psを発揮します。また、スポーツ・オートマチック・トランスミッション、M スポーツ・ブレーキ、M スポーツ・ディファレンシャルなどが装備され、0-100km/h加速は4.6秒の性能を実現しています。
一新されたエクステリアデザイン
今回の新型Z4は3代目のモデルにあたりますが、モダンで有機的なスタイルだった初代、エッジが効いてクルーザーのようなエレガントさを感じさせる2代目と比べると、少々デザインの方向性が変わった気がします。
ルーフも初代から2代目でメタルトップに変更されましたが、3代目は再びソフトトップに。初代のソフトトップも造りや素材はしっかりしていたので、3代目もそういった点は心配ないかと思いますが、メンテナンス性を考えるとメタルトップも捨てがたいところです。
また、個人的にエクステリアデザインといった点では初代、2代目のインパクトに今回の3代目は届かない印象です。どことなく雰囲気もメルセデスやアバルト124スパイダーに通じるところがある気がしますし。ショーモデルのエッジが効いていて強烈な印象と比べると物足りなさは否めないかもしれません。
インテリアは今風
インテリアは、センターディスプレイの大型化やメーターパネルの全面液晶化、iPhoneのワイヤレス充電、カラーHUDを備えていたりと今時感がするものとなっています。
今回発表されたモデルは内装がほぼブラックのため、若干樹脂感を強く感じて高級感に今一つ欠ける気がしますが、ホワイトやタンのカラーだとまた一味違うかもしれません。
期待が大きかった分、少々写真を見る限りだとネガに感じてしまう部分もありはしますが、何はともあれZ4大好きな自分としては、早く実車を見てみたいと思います。
車の中でもスーパーカーを筆頭にスポーツ系や輸入車が特に大好きで、欲しいクルマは数え切れず。残りの人生であとどれくらいの数の車に乗れるだろうかと考えると、色々と悩みが尽きません・・・。