アラブ首長国連邦を構成する首長国のひとつであるドバイ警察は、現在配備されている数々のスーパーカーの中の1台「ブガッティ ヴェイロン」を保有していることにより、ギネス・ワールド・レコーズによって、世界最速のパトロールカーを保有する組織として認定されたそうです。
ドバイ警察には、これまでに計14台のスーパーカーによるパトカーが配備されており、今回ギネス認定された「ヴェイロン」をはじめ、「アストンマーティン One-77」「フェラーリ FF」「ランボルギーニ アヴェンタドール」「日産 GT-R」「アウディ R8」などが含まれているとのこと。最低でも1台数千万円、「ヴェイロン」や「アストンマーティン One-77」となると、1台で億越えのスーパーカーですので、合計したらとんでもない金額ですね。
今回、ギネスによって最速パトカーとして認定されたブガッティ・ベイロンの加速性能は、最高時速407km、0-60マイル(約97km/h)加速2.5秒とされています。ちなみにこれまで世界最速とされていたパトカーは、イタリア警察の「ランボルギーニ・ガヤルドLP560−4」だったそうです。
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ドバイのスーパーパトカーの主な役目は?
そんな、超絶性能を持ち合わせるドバイのスーパーパトカー、逃走車両も追っかけられたら絶対に逃げ切れない、と思いますよね。ところが、実際これらのスーパーパトカーは、犯罪捜査や追跡業務には使用されず、主には観光地や市街地などを巡回走行し、観光に訪れている方たちの注目を集めることが主目的だとか。
地元警察によると、警察と民間人の垣根を取り除くためにこういった車を導入しているとのこと。そういった目的が主の為、女性隊員が運転していることも多く、男女平等や友好という事も示しているのだそうです。
ちなみに、スーパーカーの警察車両を見掛けた住民が同乗したいがために、冗談で「逮捕をしてくれ」なんて事を言ってくることもあるとか。スーパーカー好きからしたら、その気持ちはとてもよく分かりますね(笑)
余談ですが、ドバイと同様にアラブ首長国連邦を構成する首長国のひとつであるアブダビには、販売価格が340万ドル(1$を120円換算で約4億円)の上に世界限定7台と言われている、ライカン ハイパースポーツのパトカーなんてのもあるようです。アラブのお金持ち国はスケールが違いすぎて、もう私のような小市民からしたら、何が何だか分からない世界です(笑)
車の中でもスーパーカーを筆頭にスポーツ系や輸入車が特に大好きで、欲しいクルマは数え切れず。残りの人生であとどれくらいの数の車に乗れるだろうかと考えると、色々と悩みが尽きません・・・。