昨日から全国的な大雪で各地の交通機関が麻痺、東京など、雪に慣れていない地域のドライバーが多数事故を起こしています。そうした地域では、ほとんど降らない雪の為にスタッドレスなどを購入していないドライバーも多いかと思いますが・・・。
さて、そんなドライバーの方々に特に見ていただきたいのが、JAFがホームページ上で公開している「JAFユーザーテスト」内の「走れても止まれない、雪道のノーマルタイヤ」。
実際、ノーマルタイヤやスタッドレスタイヤ、その他チェーン装着などでどれほどの雪道・アイスバーンで性能差が出るのかご覧ください。
テストしたタイヤは全部で6種類
今回、JAFがテストをしたのは下記の全部で6種類のタイヤです。
①ノーマルタイヤ
雪道以外で使用する一般的なタイヤ
②スタッドレスタイヤ
特殊なゴムと溝をもつ雪道・凍結路用のタイヤ
③オールシーズンタイヤ
降雪時など、季節を問わず走行できるタイヤ
④ノーマルタイヤ+チェーン
テストで使用したのは、一般的な非金属タイプ
⑤ノーマルタイヤ+オートソック
タイヤに被せる特殊繊維製の緊急用滑り止め
⑥ノーマルタイヤ+スプレーチェーン
特殊な液剤をタイヤに塗布する緊急用滑り止め
③~⑥に関しては、今時の一般のドライバーはあまり使用経験が無いものが多い気がしますが、果たしてどのタイヤがどれほどの性能を発揮するのでしょうか?
雪道では、おおよそ予想通りの結果に
さて、時速40kmからそれぞれのタイヤが停止に要した距離は上のグラフのようになりました。
圧雪路の制動距離については、まあまあ予想を裏切らず、スタッドレスタイヤの順当な勝利というところでしょうか。その他にはオートソックが意外にも健闘しています。ただ、オートソックの場合、耐久度等の問題もあるので、常用ができないのが難点ですね。
そして、意外だったのが「ノーマルタイヤ+チェーン」。結果としては、ノーマルタイヤとそれほど変わらない結果となっています。
しかし、アイスバーンに関しては、逆に「タイヤチェーン」圧勝。そして、スタッドレスがそれに続きます。
以上により、冬の道路における万能選手はスタッドレスタイヤと言えそうですね。詳しい内容は、ぜひJAFのホームページをご覧ください。
【JAFホームページ】「走れても止まれない、雪道のノーマルタイヤ」
車の中でもスーパーカーを筆頭にスポーツ系や輸入車が特に大好きで、欲しいクルマは数え切れず。残りの人生であとどれくらいの数の車に乗れるだろうかと考えると、色々と悩みが尽きません・・・。