マツダはロサンゼルスモーターショー2018のプレスデーに先駆けて、現地時間の11月27日に新型アクセラ(Mazda3)を世界初公開しました。
新型アクセラ世界初公開
マツダは、現地時間となる2018年11月27日にアメリカ ロサンゼルスモーターショー開幕前夜のプレビューイベントで新型のMazda3(日本名アクセラ)を世界初公開しました。
従来と同様にボディタイプはハッチバックとセダンの2モデルがラインアップされ、エンジンには以前より話題となっていた「スカイアクティブX」エンジンが新たに導入されています。
深化した「魂動デザイン」
今回の新型アクセラは、昨年の東京モーターショーで公開されたコンセプトモデルである「魁コンセプト」のデザインが基にあるわけですが、サイドのキャラクターラインを持たないフォルムなどは、ほぼコンセプトモデルのままと言っていいでしょう。
下の画像が昨年の東京モーターショーで撮影した「 魁コンセプト」ですが、リアの灯火ユニットや恐らく安全・保安的な基準が理由で実現できなかったであろうフロントノーズ等を除けば、サイドウインドウ形状などをはじめ、全体の雰囲気は8割~9割方再現できているかと思います。ボディサイズはハッチバックが4459×1797×1440mm、セダンが4662×1797×1445mm。
リア周りも上記の灯火ユニット形状やバンパー形状こそ違えど、コンセプトカーにかなり近い雰囲気に仕上がっているのではないでしょうか。
パワーユニットは5種類を用意
今回の新型アクセラに用意されたパワーユニットは、なんと5種類。圧縮着火を実現した話題の「スカイアクティブX」エンジンをはじめ、直4ガソリンエンジンである「スカイアクティブG」3種類(1.5L/2.0L/2.5L)とディーゼルエンジンである「スカイアクティブD」(1.8L)がライアンアップされます。
注目のスカイアクティブXは排気量など詳細は未公表であるものの、ハイブリッドシステム「Mハイブリッド」と組み合わされるのと事。
また、それらのエンジンに組み合わされるミッションは6速MTもしくは6速ATで、GVC(Gベクタリングコントロール)の進化形である「GVCプラス」も搭載されています。
インテリアも一新、安全性能も向上
インテリアも直近の他モデルと同様の雰囲気・路線を踏襲しているものの、更に質感が高まっており、シンプルでありながら高級感と洗練された雰囲気を醸し出しています。
また、セーフティー機能には「i-ACTIVSENSE」も新開発となる「ドライバーモニタリング」を設定。運転中のドライバーの状態を検知して、居眠りやわき見と判断すると警告を出す他、スマートブレーキサポートと協調制御をして事故の発生リスクを低減させます。
その他にも高速道路での渋滞時には、アクセル・ブレーキ・ステアリング操作をアシストして、ドライバーの疲労軽減に貢献する機能も盛り込んでるとのこと。
全てにおいて深化がなされた「新型アクセラ」。店頭に実車両が配置されるのが今から楽しみです。
車の中でもスーパーカーを筆頭にスポーツ系や輸入車が特に大好きで、欲しいクルマは数え切れず。残りの人生であとどれくらいの数の車に乗れるだろうかと考えると、色々と悩みが尽きません・・・。