発売から少々日が経過してしまっていますが、今回はSUVの人気車種であるマツダのCX-3に乗って山梨県「河口湖 冬花火」を鑑賞がてら試乗をしてきました。フォトギャラリーもありますので、ぜひご覧ください。
大きな年次改良を経た2018年モデル
2018年5月から販売されている年次改良後のCX-3に今回は試乗させてもらえるチャンスがあり、ちょっと足を延ばして山梨県へドライブがてら行ってきました。
2018年モデルのCX-3といえば、エクステリアデザインの変更である程度気付くのはグリルまわり等にとどまるものの、ディーゼルエンジンモデルのエンジン排気量が1500ccから1800ccへ拡大されるという大きな変更がありました。
今回試乗させてもらったのは、そんなディーゼルモデルのプロアクティブSパッケージ。高級車にも劣らないほどの安全装備や快適装備も搭載した、このモデルの実力はいかに?
洗練度が高まり、より万人向けに
過去のCX-3の試乗記事でも書いている通り、CX-3は万人向けで非常に乗りやすい車なのですが、今回の2018年モデルではそれにさらに磨きがかかりました。大きな変化は感じられないものの、エンジンが大排気量化されたことにより発進時にも余裕が感じられるようになりましたし、安全装備や快適装備もさらに充実しました。
【過去の記事】
>>【みっちー@ぶどう農家の激辛レビュー】マツダ「CX-3」2018年モデル 試乗・インプレッション
>>マツダ CX-3 ガソリンモデル(2WD/6AT) 試乗・インプレッション
>>マツダ CX-3 特別仕様車「ノーブルブラウン」(6MT)試乗・インプレッション
エンジンは1500から1800ccになったことにより最高出力が105psから116psへ11psアップしたものの、最大トルクはカタログスペック上変化ないですし、最大トルク発生回転数はむしろ100rpmアップするというものですが、ギア比が違うとか何か他の要因があるのか、フィーリングが向上している気がします。
そして、Gベクタリングコントロールと1300kgという車重の軽さも相まって、兄貴分であるCX-5にはない軽快さや小気味よさが、ドライバーの運転する気持ちよさに大きく貢献していると感じます。
充実した安全・快適装備
各種装備も充実しましたベースモデルには装備されていないものもありますが、プロアクティブおよびLパッケージのグレードは高級車にも劣らない装備が満載となっています。
MC以前より搭載されているものも含め主要な機能をざっとあげると、「自動ブレーキ」「レーダークルーズコントロール」「ハイロービームコントロール」「ブラインドスポットモニター(フロント/リア)」「360度ビューモニタ」「シートヒーター」「ステアリングヒーター」「車線逸脱警告」等々、キリがないくらいです。
今は冬の季節のなので、この中でも特に「シートヒーター」「ステアリングヒーター」は重宝しました。ステアリングヒーターはまだ一般的にあまりなじみがないかもしれませんが、寒い地方、季節にはとても嬉しい機能です。
このように走り以外の部分でも確実にグレードアップされたCX-3は、まさに死角のない車に仕上がっています。以前の記事でも秀才タイプの車と書きましたが、それにより磨きがかかり、大きな不満は見当たりません。
サイズの問題だとかそういった点でCX-3を選択できない理由はあれど、ファミリーユースなどが必要なくパーソナルユースメインのユーザーにはスタイルよし、燃費よし、走りよしで本当におススメだと思います。自分も通勤用に欲しいくらいですね。
以上、簡単なインプレではありますが、YouTubeチャンネルには動画もアップしてありますので、ぜひそちらもご覧ください。チャンネル登録もぜひよろしくお願いしますね!(^^)
【CX-3フォトギャラリー】
車の中でもスーパーカーを筆頭にスポーツ系や輸入車が特に大好きで、欲しいクルマは数え切れず。残りの人生であとどれくらいの数の車に乗れるだろうかと考えると、色々と悩みが尽きません・・・。