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燃料電池車対決!「トヨタ MIRAI」vs「ホンダ クラリティFC」試乗・インプレッション

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モーターファンフェスタ2017 in 富士スピードウェイ

先日参加してきた「モーターファンフェスタ2017 in 富士スピードウェイ」。その中の目玉規格のひとつとして新車大試乗会があったわけですが、今回、なかなか一般ディーラーでは試乗機会のない燃料電池車を代表する2台、「トヨタ MIRAI」と「ホンダ クラリティ FUEL CELL」を乗り比べてきました。

1台あたり数分間の短い試乗の上に、30~40km/hという制限速度付きだったので、なかなかそれぞれの車の多くを語ることはできませんが、第一印象とどちらが好印象なのかをお伝えできればと思います。

そもそもFCV(燃料電池車)って何?

既にご存知の方も多いとは思いますが、「Fuel Cell Vehicle」の頭文字をとって「FCV」と呼ばれます。FCVは燃料の水素と酸素の化学反応により電気を発生、その電気によりEVと同様に車をモーター駆動させます。

また、電気を発生させる際に水素と酸素の科学反応させるわけですが、内燃機関のように走行時にCO2やCO、NOx、SOxなどの大気汚染の原因となる有害物質を排出することなく、水だけを排出するため、環境に優しい未来の自動車されています。

トヨタの「MIRAI(ミライ)」という名前も「クルマの、地球の、そして子供たちの未来のために」という意味もあるようです。ただし、水素を燃料とするため、水素ステーションのインフラ整備などがFCV普及のハードルとなっています。

トヨタ MIRAI(ミライ)

トヨタ MIRAI

2014年12月15日に発売された「トヨタ MIRAI」。量産型としては、世界初のセダン型燃料電池自動車です。自社開発の燃料電池(FCスタック)とハイブリッド技術を融合させた「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を搭載し、一回あたり3分程度の水素充填時間で、約650km(参考値)という高効率な航続距離を実現しています。

【主要スペック】
全長×全幅×全高:4890×1815×1535mm
ホイールベース:2780mm
車両重量:1850kg
最高出力(kw/ps):113/154
最大トルク(kgf・m):34.2
定員:4名
車両本体価格:723万6千円(税込)

ホンダ クラリティ FUEL CELL

ホンダ クラリティ FUEL CELL

対してこちらの「ホンダ クラリティ FUEL CELL」は2016年3月10日に発売されました。この「クラリティ」の前身として2002年の「FCX」、2008年の「FCXクラリティ」があったわけですが、それらの市販車が「クラリティ FUEL CELL」となります。

【主要スペック】
全長×全幅×全高:4915×1875×1480mm
ホイールベース:2750mm
車両重量:1890kg
最高出力(kw/ps):130/177
最大トルク(kgf・m):30.6
定員:5名
車両本体価格:766万円(税込)※リースのみ

2台を乗り比べての印象は?

トヨタ MIRAI

それでは、わずかな試乗時間ではありましたが、2台を試乗・比較した印象です。ただし、速度域が低かった、比較的角度がきついようなコーナーがなかった、などかなり限定的な試乗条件での印象という事は予めご理解・ご了承ください。

まずはパワートレイン比較です。カタログスペック上ではクラリティが最大出力に、MIRAIが最大トルクに優れるという事になっていますが、実際のフィーリングはクラリティの方がパワフルに感じました。クラリティの方がアクセル回度に比例して素直に加速してくれるのに対し、MIRAIはアクセスレスポンスがワンテンポ遅れる感じで、もっさりとしています。

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また、それぞれにスポーツモード的なスイッチがあるのですが、それをONにしても、MIRAIはほとんど変化が感じられませんでした。クラリティは、よりレスポンスが鋭く、EVの特性を端的に表すような、よりパワフルな加速をしてくれます。

足周りは、MIRAIの方が柔らかい印象でロール量も多目という感じでしょうか。クラリティの方がロール量少なく、コーナーをクリアして行ける感じです。これは、MIRAIより広い全幅と低い全高も影響しているのかもしれません。

ホンダ クラリティ

続いて静粛性とインテリアです。静粛性に関しては、クラリティの方が静粛性が高く、上質感がありました。MIRAIは演出としてわざとなのか分かりませんが、加速時にモーター駆動音というか「ウィーン」という音が結構聞こえます。

また、ロードノイズもMIRAIが大きめ。ただ、この辺は使用しているタイヤの銘柄にも大きく影響されると思うので、一概に車両自体の静粛性能によるものとは言い切れないかもしれません。

インテリアは、今回どちらも白レザーで似たような雰囲気ではありましたが、若干クラリティの方が高級感があると感じました。室内空間もクラリティーの方が広いため、ゆったりとして高級感につながっているかと思います。リアシートもMIRAIはセンターコンソールにより、2名乗車となっています。MIRAIは大の男が乗るには、少々圧迫感を感じてしまいます。

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他にサイドブレーキに関して、クラリティは電子式のパーキングスイッチに対して、MIRAIは足踏み式のフットブレーキだったりと、700万円オーバーの価格を考えると、ところどころにチープさが・・・。

エクステリアも個人的にはクラリティの勝ちですね。近未来を意識しているあまり、おもちゃっぽいというか、やはりこちらも700万円オーバーの車とは思えない子供っぽさが。対してクラリティは、良くも悪くもそれなりの車格の普通の車というデザインです。

総合評価は・・・

今回の試乗において言えば、ほぼ全ての面に関してクラリティの勝利という感じでしょうか。エクステリアデザインや乗り味に関しては好みの要素が多分にあるので、あくまでも個人的な印象ではありますが、静粛性や質感に関しては恐らくどなたが乗ってもクラリティが上と感じるのではないのでしょうか。

ただ、MIRAIは2014年発売で設計や機能自体が旧世代と言ってもいい状態となってきてしまっている事、クラリティは発売されているとは言っても、あくまでも法人リースが主体で、まだ一般に市販しているという状態ではない事を加味すると、クラリティ優位なのは当然とも言えるかもしれません。

とりあえず、現状での「燃料電池車対決」という観点だけでのカートリビア的結論は、ホンダ クラリティの勝利!

車の中でもスーパーカーを筆頭にスポーツ系や輸入車が特に大好きで、欲しいクルマは数え切れず。残りの人生であとどれくらいの数の車に乗れるだろうかと考えると、色々と悩みが尽きません・・・。

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