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「マツダCX-8 XD L Package」 試乗・インプレッション【エクステリア・インテリア編】

昨年2017年末に発売になったマツダの3列シートSUV「CX-8」。ミニバン市場から撤退したマツダが満を持して送り出したポストミニバン、果たしてどんな車になっているのでしょうか。

今回は「マツダCX-8 XD L Package」をじっくりと観察・試乗してきましたので、「エクステリア・インテリア編」と「試乗編」2回に分けてお送りします。当サイトで以前より協力いただいている写真家の筒木猛さんのカッコいい画像もありますので、ぜひご覧ください。

マツダ CX-8

©2018 Takeshi Tsutsuki

CX-5の流れを汲むエクステリアデザイン

それではまずはエクステリアから見ていきましょう。ちょうど同色「マシーングレープレミアムメタリック」の「CX-5」と並んで観察することができたので、CX-5とCX-8の違いが分かりやすいかと思います。(左CX-8、右CX-5)

基本的にエクステリアデザインはCX-5の流れを汲んでおり、恐らくマツダ好きの方でないとパッと見で違う車種だと気付く事は無い、そんなレベルの違いしかありません。

そんな中で比較的目立つのはグリルのデザイン、そしてルーフレールでしょうか。グリルデザインは初代CX-5後期のグリルデザインと同じ水平フィンタイプとなっています。

マツダ CX-8

後は並べてみてもこの程度であまり感じませんが、ボディサイズにおいてCX-8が全長で約35cm、全高で4cm大きくなっています。横から見て、なんとなくCX-8が大きい事は分かりますが、個人的にはそれほど大きくなったとは思いませんでした。

そして、全長は長くなっていますが、ボディ先端からフロントドアのエンドまで、ドアパネルをはじめとするボディーパーツは全く同じものとなっているようです。ボディーのつなぎ目から何から、並べた時に全く同一位置。

ただ、全長が拡大され、3列シートができた関係上、リアドアはCX-5よりも前後の長さが増しています。そして、ホイールベースが約23cm長くなっています。

マツダ CX-8

リアのデザインも基本的に同じです。1点違うのはリアゲートの中心に水平方向のシルバーの加飾パーツが付いたくらいですが、これが付いた事によってちょっと高級感が増した気もしますね。

CX-5より高級感が増したインテリア

それでは今度はインテリアを見てみましょう。こちらも全体的な雰囲気はCX-5を踏襲しており、シックで落ち着いたデザインとなっています。今回紹介しているモデルは最上位の「L Package」となりますが、CX-5の「L Package」と比べても更にワンランク上の上質さとなっている気がします。

マツダ CX-8

今回の車両のシートはブラウンのナッパレザー。しっとりしていて心地よい手触りでした。また、ダッシュボードやドアパネルに使われている加飾は木目調かと思いきや、リアルウッドの「本杢」が使用されています。

シフトレバー周りのセンターコンソールはCX-5に比べて大きくなり、設置位置も数センチ高くなったようです。これは、ファミリーカーユースを考え、身長が低い女性オーナーでも操作しやすい配慮とのことです。

マツダ CX-8

後は、シート間のコンソールボックスが左右2分割形状になったりしていたのが個人的には目を引きました。これは2列目シートでも同様のデザインとなっています。

また、メーターパネルにカラー液晶が多用されていたり、360度ビューカメラが搭載された事により、マツダコネクトの液晶もなんだか華やかで落ち着いた高級感の中にも今っぽさを感じました。

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気になる3列目シートの居住性は?

さて、3列シートSUVとして皆さんが一番気にされているであろう3列目シートの居住性はどうでしょうか。

マツダ CX-8

写真だけではなかなか伝わりづらいので、試乗動画をご覧いただくのが一番分かりやすいとは思いますが、結論から言うと「十分な実用性」を持っています。画像の通り、シート自体も2列目に遜色ない造りとなっていますし、左右の幅も十分です。

比較的お安いミニバンやワンボックスみたいに最高列シートだけ板っぺらみたいなシートなどという事は無く、肉厚で座り心地のよい上質感があります。左右に肘掛兼ドリンクホルダーもあり、結構リラックスできます。

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ただ、そうはいっても室内高だけはミニバンやワンボックス同等とはいかないので、身長の高い方だと頭部が天井に接触することが予想されます。私は身長175cmですが、ちょっと圧迫感ありましたし、路面状態によってバンプした時は天井に頭頂部ヒットしそうです。

恐らく、身長170cm以下の方だと、あまり窮屈さも感じずに搭乗できるのではないでしょうか。また、2列目シートとの間隔もまあまあ確保でき、2列目の方が多少遠慮して前寄りにシート位置を調整してくれれば、足元にも不自由はないと思われます。

荷質のスペースもレイアウト次第

最後にトランクスペースについてですが、通常時ではさすがに全長が約35cm長くなったとはいえ、3列シートにより荷質の前後長が犠牲になっています。見た目的には、CX-5比で60~70%の容量といった印象でしょうか。3列目シートの傾斜もあるので、床の奥行きはそこそこあるものの高さのある荷物を積めない感じですね。

マツダ CX-8

ただし、ファミリカーとしていつでも乗員いっぱいという事は無いかと思います。というわけで、3列目シートを倒してしまえばCX-5と同じく2列目までシートが使えて、かつ大容量の荷質の確保もできます。これなら、かなりたくさんの荷物を積む事もできますね。

マツダ CX-8

以上、「CX-8」のインプレッション「エクステリア・インテリア編」はここまでとさせていただきます。皆さんが気になっていた部分を知る参考になりましたでしょうか。

それでは、次は「試乗編」をお届けしたいと思います。ぜひご覧ください

カートリビア YouTubeチャンネル「マツダCX-8 試乗・インプレッション」

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