自動車保有関係手続の「ワンストップサービス」(以下、OSS)、皆さんはご存知でしょうか。このOSSの手続き可能内容に関して、平成29年4月3日(月)より対象地域や可能な手続の内容拡大を行うことが発表されました。
自動車保有関係手続きのワンストップサービス(OSS)って何?
現在、自動車を保有するためには多くの手続き(検査登録、保管場所証明申請等)や関連する税・手数料(検査登録手数料、保管場所証明申請手数料、保管場所標章交付手数料、自動車税、自動車取得税、自動車重量税等)の納付などが必要となっています。そして、それらの手続きを行うためには、関連各所にこれらに必要な書類や料金を持参しなければならない事が多くて非常に煩雑でした。
そこで、それらの手続きや税・手数料の納付をインターネット上で一括して従来より簡単に行うことを可能にしたのが、自動車保有関係手続のOSSです。ただし、現時点では自動車保有関係手続のOSSに対応している都道府県が少なく、また、手続き可能内容も新車購入関連の登録手続きのみが対象でした。
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4月3日からは手続き可能内容や対応地域が拡大
そんなわけで、都市圏以外ではその恩恵にあずかれる人が少なかった自動車保有関係手続のOSSですが、平成29年4月3日より手続き可能内容が拡大されます。まず手続き可能内容ですが、今までの新車新規登録手続き関係以外に「継続検査」「中古車新規登録、移転登録、変更登録」「一時抹消登録、永久抹消登録、移転一時抹消登録、移転永久抹消登録、変更一時抹消登録」が行えるようになりました。
また、対象都道府県は、「継続検査」のみ全国全ての地域が対象となります。それ以外の手続き可能内容に関しては、下記の都道府県が対象になります。
【OSSの対象地域/手続き可能内容】
■新車新規登録
岩手県・茨城県・群馬県・埼玉県・東京都・神奈川県・静岡県・愛知県・大阪府・兵庫県・奈良県
(追加)広島県(計12都府県)
■継続検査
全国全ての地域(47都道府県)
■中古車新規登録、移転登録、変更登録
埼玉県・東京都・神奈川県・静岡県・愛知県・大阪府・広島県(計7都府県)
■一時抹消登録、永久抹消登録、移転一時抹消登録、移転永久抹消登録、変更一時抹消登録
岩手県・埼玉県・東京都・神奈川県・静岡県・愛知県・大阪府・広島県(計8都府県)
今後もこういったサービスが全国全ての地域で使えるようになって、手続き可能内容も拡充されていくといいですね。今までこの自動車保有関係手続のOSSをご存じなくて、対象地域にお住まいの方は、今後機会があればぜひ利用してみてはいかがでしょうか。今まで自動車屋さんに任せて手数料を払っていた分がお得になると思いますよ。
>>自動車保有関係手続きのワンストップサービスの詳細はこちらから
車の中でもスーパーカーを筆頭にスポーツ系や輸入車が特に大好きで、欲しいクルマは数え切れず。残りの人生であとどれくらいの数の車に乗れるだろうかと考えると、色々と悩みが尽きません・・・。