先の記事でも紹介しましたマツダの新しいSUV「CX-8」。今回、地元ディーラーのイベントでこのCX-8のプロトタイプが展示されるという事でしたので、早速見に行ってきました。
CX-8は想像以上の人気
現在、全国主要都市で展示がされているマツダの新型SUV「CX-8」。このCX-8のプロトタイプモデルが地元マツダディーラーの展示会イベントでも展示されるとのことで、イベントオープンの朝一から会場入りしたわけですが、これが予想以上の人気ぶり。
事前に顧客にはDMでCX-8の展示が告知されていたわけですが、朝一で行けば結構余裕で写真を撮ったりできると踏んでいたものの、実際には朝からこのCX-8を見ようと来場した方たちによって、CX-8の周りはあっという間に人だかりに。
結局、私がCX-8の展示場所に到着した最初の数分程度しか撮影できるチャンスも無く、満足な画像撮影もできませんでした・・・。見ていると、やはり来場の皆さんの注目ポイントは3列目シートのようで、多くの方が実際に3列目のシートに座ってみるということをされていました。
カッコいいファミリーカーの需要は確実にある
このような展示車両の様子を見ていると、この新型SUVであるCX-8に期待している顧客層が確実に、しかもかなりいるという事が伺われました。また、会場の駐車場には来場者のものと思われる「ポルシェ カイエンS」や「プジョー 3008」など、魂動デザイン採用後に多く見られるようになった高級輸入車ユーザの姿も。
プジョーの3008こそ価格帯もほぼ同一なので、最新SUVカテゴリの車として比較するユーザがいることも理解できますが、かたや軽く1000万円クラスのポルシェユーザが気にしているというのは一昔前のマツダディーラーでは考えられなかったことです。
そういったプレミアムなユーザがマツダ車に注目するようになったというのは、今のマツダ車のデザインがいかに優れているかということの証明になるのではないでしょうか。また、ファミリーカーとして使えるカッコいい車を望んでいる層が相当数いる事も予想されます。
落ち着いた上質感の「CX-8」のインテリア
さて、そんなCX-8のインテリアですが、黒に統一されたシックに仕上がっていました。今回の車両はプロトタイプと言う事ですので、市販車とは若干異なる部分もあるのかもしれませんが、とても上質感を感じることができます。
そして、注目の3列目シートですが、身長が170cm以上くらいになってくるとさすがに頭上のクリアランスに余裕はなくなってきそうなものの、前後のスペースは十分な実用性を備えており、お子さんだったら余裕のスペースを確保することができるかと思います。
3列目シートへは、主に2列目シートの背もたれを前方に倒して乗り込む形になるので、開口部の広いスライドドアと比べると利便性は落ちるものの、この車のカッコいいスタイリングを考えれば、そのような点もとるに足らないデメリットと思えます。
あとは、3列シートになった事によるトランクスペースの縮小がありますが、これは3列シートのミニバンでもたいして変わらないかと思いますので、CX-8の価値を損なうほどのものではないと思います。
CX-8の販売台数に期待
以上のように、世間から非常に注目されていることを感じさせたCX-8。月販目標台数は1,200台と言う事ですが、販売開始時はそんな台数は軽く超える数倍の受注がありそうです。
プジョーの新型「5008」など、他のメーカーからもこういった大型SUVの魅力的なモデルが出始めている中、マツダのCX-8が世間からどんな評価をされるのか、今からとても楽しみです。
車の中でもスーパーカーを筆頭にスポーツ系や輸入車が特に大好きで、欲しいクルマは数え切れず。残りの人生であとどれくらいの数の車に乗れるだろうかと考えると、色々と悩みが尽きません・・・。