今年も間もなくゴールデンウィークがやってきます。GW中には車に乗って遠出を計画している方も多いのではないでしょうか。また、同時に高速道路を利用する機会も増えることから、ゴールデンウィーク期間はJAFに救援依頼が急増するそうです。JAFではそんなGW中のトラブルに関して、ドライバーへ注意を呼び掛けています。
一番多いトラブルは何?
JAFによると、昨年のGW中(2016年4月29日~5月8日)に行ったロードサービスは、全国でなんと67,960件、1日平均で6,796件だったそうです。単純にロードサービスが発生する頻度の平均時間を算出すると、12.7秒に1件! これでは、JAFさんもたまったもんではありませんね。
そんな、ゴールデンウィーク期間において最も多いトラブルは「タイヤのパンク」だそうです。上記GW期間中で982件で、高速道路でのロードサービスの約31%を占めたそうです。ちなみに次に多かったのが「燃料切れ」(高速道路全体の約11%)だそうです。高速道路におけるトラブルの半分近くを「パンク」「ガス欠」が占めているという事ですね。
また、万が一高速道路上でトラブルが発生してしまった時には、まず同乗者を含め全員が車外の安全な場所(原則ガードレールの外)に避難してから救援依頼をしましょう。路上にとどまっていた場合、追突事故などによる危険性が非常に高まります。
お出かけ前に簡単な点検を!
高速道路を利用したお出かけの際は、ぜひ簡単な車両チェックをおススメします。タイヤの空気圧、オイルや冷却水、燃料などの残量チェックはぜひしておきたいところですね。一番トラブルの多いタイヤの空気圧に関しては、圧が極端に低いとタイヤがたわみやすくなり、スタンディングウェーブ現象が起こりやすくなります。
スタンディングウェーブ現象とは、空気圧が低い状態で高速走行を続けると、タイヤ接地面の後ろ側が波打つ現象。これによりタイヤが熱を持ちバーストにつながりやすくなります。また、燃費向上の為と思って、逆にタイヤがパンパンになるまで空気圧を高くするのもバーストの原因となりますので、気を付けましょう。あくまでも基本は、車両に記載の標準空気圧です。
また、長年使用して、溝が無くなったようなタイヤやワイヤが出始めているようなタイヤも論外です。そんなタイヤで高速道路走行は絶対にやめましょうね。
車の中でもスーパーカーを筆頭にスポーツ系や輸入車が特に大好きで、欲しいクルマは数え切れず。残りの人生であとどれくらいの数の車に乗れるだろうかと考えると、色々と悩みが尽きません・・・。