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高速道路における恐怖の逆走、JAFが再現動画を制作

近年、ニュースなどでもよく聞かれる高速道路の逆走事故。皆さんの中にも実際に逆走車両に遭遇したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回、JAFが制作した「もし、高速道路で逆走車と遭遇したら・・・」という逆走車の恐怖を再現した動画をご紹介したいと思います。

JAFが再現 逆走車の恐怖!!

まずは、JAFの逆走車再現動画をご覧ください。

いかがでしたでしょうか。前走車が車線を変更したと思ったら、その陰から現れる逆走車。実際に高速道路を走行している際にこのような状況が発生したら、本当に恐ろしいですね。

再現動画を見た感じでは、恐らく法定速度での再現をしているかと思われますが、実際にはもっとスピードが出ている可能性もあります。そうした場合には、逆走車を認知してからすれ違うまでの時間はさらに短縮され、より回避が難しくなる可能性があります。

逆走は、どこで起きやすい?

NEXCO西日本によりますと、管内で把握ができた逆走事例(平成23~28年)のうち、約6割がインターチェンジやジャンクションで発生。また、逆走を起こしたドライバーについては、逆走事例全体のうちの2/3にあたる約67%が65歳以上の高齢者だったそうです。

ネクスコ西日本によると、実際に逆走が発生しやすい状況というのは下記のようなケースが多いとのこと。

・目的の出口を通過してしまい、本線上やIC部でUターン
・行き先を間違え、本線合流部でUターン
・SA・PAで流出ランプを間違える

【インターチェンジ付近での発生ケース】

【SA・PA付近での発生ケース】

逆走車に対する対策は?

逆走を未然に防ぐために、ネクスコなどでは路面に走行方向を表す矢印表示をしたり、SA・PAから逆走方向に当たる出入口に車両進入禁止の標識を設置したりしています。また、逆走車を検知した際にそれを知らせる電光掲示板なども設置していますが、逆走を100%防止することは不可能です。

したがって、私たちは逆走車が来る可能性を想定して、自己防衛をするしかありません。高速道路上という場所柄、本来は起きるはずのない事象について常に警戒するというのはなかなか難しいことではありますが、以下のような心がけはしておいた方が良さそうです。

・緊急時に最善の操作ができるように日頃から正しい乗車姿勢で運転をする。
・逆走車は左側走行=追い越し車線を逆走してくる確率が高いので、追い越し車線は追い越し時のみ走行する。
・前走車の陰から突然逆走車が現れる場合を考え、車間を十分にとる。

ゴールデンウィーク中に高速道路を利用して出かける予定の方も多いかと思いますので、ぜひ逆走車というものの存在を頭の片隅におきつつ、高速道路を利用していただければと思います。

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