JAFが主催する誰でも参加できるモータースポーツ入門競技「オートテスト」、皆さんはご存知でしょうか?
簡単に言うと、ジムカーナをより簡単にしたような競技で、普通免許を持っている方なら特別なライセンスなど何も必要なく、誰でも参加できるモータースポーツです。マイカーや場合によっては主催者が用意したごく普通の車でヘルメットや装備品も特に必要無し。お友達やカップル、家族みんなで楽しんでいただけたりもするんです。
オートテストとは、どんなことをするの?
それではまず、JAFさんが公開している「オートテスト」のイメージ動画をご覧ください。
どうですか?なんか楽しそうですよね!
「オートテスト」は指定された広さ以上の駐車場等の場所で、パイロンを使ってコースを設置し、スタートからゴールまでのタイムを競う競技なんです。基本的には通勤に使っているような普通の乗用車でOK。コースもそれほど広くないので、大きくてパワーがある車よりもパワーが無くても小さな車の方が有利になったりするのが面白いところ。バックなどもしなければならなかったりするので、オートマの方がミスが少ないなんてこともありますよ。
しかも、通常のモータースポーツではあまりない、助手席へ同乗者(身長140cm以上)を乗せての参加もOK。だから、競技に出るほど車の運転が得意でない恋人や家族も一緒に楽しむことができるんです。
元々、オートテストはイギリス発祥の競技で50年ほどの歴史もあり、年間1000回以上開催されるそうです。そんなこともあり、イギリスでは非常にポピュラーな競技。
そんなオートテストを日本ではJAFさんが、自転車運転技術の向上、そしてそれが安全運転につながるようにとの考えで開催を推奨しています。そして、このオートテストは、JAF指導のもと、各地のクラブ団体が比較的容易に開催できるのも特徴です。
富士スピードウェイでオートテスト体験してきました
そんな私も、「アバルトデイ」というFIATグループのイベント内、富士スピードウェイ駐車場の特設コースで開催されたオートテストの模擬体験をしてきました。使用した車両はアバルトの595コンペティツォーネなど。可愛らしいサイズや外観からは想像できない、パワフルでキビキビした走りはとても素晴らしかったです。ちなみにその時プロドライバーのお手本走行に同乗させていただいた動画がこちら。
私もこの体験競技で、ぜひ実際のオートテストに参加してみたいと思いました。また、このオートテストはJAF公認競技となるため、国内Bライセンスなどの取得などもあわせてすることが可能です。Bライを取得するとJAF公認競技のタイムトライアルレースなどにも参加でき、きちんと記録も残るようになるんですよ。
みなさんもお近くのエリアでオートテストが開催されるようなら、ぜひ参加されてみてはいかがですか?
>>オートテストの概要や開催予定は、JAF公式サイトをご覧ください
車の中でもスーパーカーを筆頭にスポーツ系や輸入車が特に大好きで、欲しいクルマは数え切れず。残りの人生であとどれくらいの数の車に乗れるだろうかと考えると、色々と悩みが尽きません・・・。