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人並みの平均年収で高級車・スーパーカーは買えるのか!?②

前回、カーローンの基本について書きましたが、今回はその続きとして前回の補足や効率よく色々な車に乗る方法について書いてみたいと思います。

色々な車に乗りたい人は

車好きといっても特定の車種だけが好きな人もいるかと思いますが、車全般が好きな人はあれもこれも色々な車に乗ってみたいという方も多いかと思います。かくいう私も10年で8台の車(中古車)を購入しています。

では、自分のように色々な車に乗りたい方はどのように車を購入するのが一番効率が良いでしょうか。ざっくりと言ってしまうと個人的には下記の2つの方法のどちらかになるかと思います。

・激安中古車を乗り継ぐ
・リセールバリューの高い車を乗り継ぐ

お金をたくさん持っている人は好きな物を好きな時に買えばいいですが、自分のような平凡な収入のサラリーマンがとにかく色々な種類の車を所有したいのであれば、これが一番効率がよいでしょう。以下、それぞれの方法について記載します。

激安中古車を乗り継ぐ

理想の車という訳にはいかないかもしれないですが、最新の車でなくてもとにかく色々乗りたい方はこの方法が一番です。激安中古車、しかも車検が多めに残っている車を車検の度に乗り換えましょう。

ちなみに画像のレガシィ アウトバックは実際に私が購入した車両のうちの1台ですが、車検1年半残っていて購入価格は乗り出し価格で20万円台。激安中古車は購入後の故障による高額な修理代などにリスクを負う可能性が高くなりますが、この価格ならはっきり言っていつ壊れても惜しくはありません。1年~2年もてば十分元をとったと言えるでしょう。

記事タイトルのように「高級車に乗る」とはいかないですが、昨今のBMWやメルセデスベンツは車種によっては信じられないほどリセールバリューが落ちています。1つ前のモデルであれば例えばBMW 1シリーズなどは余裕で数10万円クラスの激安車が探せます。

また、BMW 2ツアラーやメルセデス Bクラスなどは微妙な不人気さ故、現行モデルでも3年落ちで100万円台も余裕なので、古い車が心配な方はそういった車種選びもありかと思います。ただし、当然こういった激安車は乗換えの売却時の下取り・買取り価格も低いのでそれは予め考慮しておきましょう。

リセールバリューの高い車を乗り継ぐ

アストンマーティン V8ヴァンテージ

そして、もう1つの方法が「リセールバリューの高い車を乗り継ぐ」です。個人的に一番やってはいけないのが「妥協して中途半端な車を買う」ことだと思っています。「本当はこの車が欲しいけど、お金がないからワンランク低くて安いこれを買おう」が一番ダメなパターン。

先にも書きましたが、安いという事は人気がないという事なので売る時も安くなります。また、第2希望の車とかだと、価格も中途半端になる可能性が高いかと思います。そして、結局次の車購入時も同じような状況になり苦労します。

だとしたら、一度苦労しても本当に欲しいリセールの高い車を買いましょう。極端ですが究極の例をあげると「フェラーリ」などのスーパーカーがそれにあたります。こういった誰もが憧れるブランドの車は信じられないほどリセールバリューが落ちません。

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それどころか限定車などは中古価格が新車価格を上回る事もざらですし、フェラーリに関しては一旦ある程度まで中古車価格が下がった車がだいたいどこかで逆に価格が上昇に転じます。典型的な例がフェラーリのF355などで、10年前くらいには600万円前後で購入できたはずですが、現在では最低でも800万円程度、状態の良い物は軽く1000万越えです。

こういった車は、大きなメンテナンス費さえ発生しなければ、むしろ所有して楽しんだ上にお金が戻ってくる可能性もあるわけです。なんとも夢のある話ではありませんか。

リセールの高い高級車こそローンで買う

フェラーリ488GTB

「でも、そんな車買えるわけないじゃん!」とお思いのあなた、確かに最新フェラーリなどは庶民にとって夢のまた夢、買うことなど不可能かもしれませんが、フェラーリでも比較的不人気な車種だったらまんざら夢でもありません。もしくは、他のブランドの高級車。

前回の記事に書いたように、信用があれば年収の1.5倍程度までは最大で借入できますので、買いたい車の価格からその額を引いた分を頭金として用意できれば、欲しい車を買う事ができます。あと、高額車両を多く扱う店ほど金利も安い傾向になります。高額車両を金利5%~7%とかで買うと、金利だけで下手な新車買える額になるので注意しましょう。できれば2%以下の金利で探したいところです。

ちなみに私も記事内の画像にあるアストンマーティンを平均年収程度の庶民の分際で、頭金なしのフルローンで購入しております。現在は売却してしまいましたが、3年間乗って中古購入時に車両価格700万円だったものを500万円で売却しました。ちなみに維持費は自動車税以外、普通の車程度しかかかっていません。(同時に通勤車として激安アウトバックを所有)

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確かに3年で200万円払っているというのは、一般的にはなかなか微妙な所かもしれません。しかし、高級車を所有する事を熱望する庶民からすれば、意外と現実的な額ではないでしょうか。

費用の事を言うと、購入当時にもう少し頑張ってアストンより100万円ほど高かったフェラーリ360モデナを買っておけば、購入価格と売却価格がほぼイコールだったという後悔も若干ありますが、まあアストン欲しかったんでしかたないといったところです。

ローンで買っても支払い途中で乗り換えられる

アストンマーティン V8ヴァンテージ

そして私はアストンを売却したところで、今度は現行のBMW 6シリーズの中古を購入する事にしました。これはアストンとは逆に車両価格に対してリセールが非常に低い車になります。ただし、新車時価格は1000万円越えの車ですので、そうはいっても底値に達すればそれ以上大きく下がる事は恐らくありません。

今回は、そういった底値の状態だと判断したので購入を決意しました。今回も頭金なしのフルローンで購入していますが、おそらく3~4年後にはローン残債と買取価格がイコールになるので、その時点でまた他の車に乗り換えると思います。

ローンも支払い途中で一括返済する事によって、乗換えが可能です。信販系などのローン会社の場合、自身に所有権がないので勝手に車を売却したりできませんが、次の車の購入とセットで車屋さんに処理してもらえば特に面倒な事は何もありません。

高額の審査を通すにはそれなりの利用実績も必要なので、若い方がいきなり高額ローンを組むのは難しいですが、高級車を買うにはローンをフル活用するのが最短の方法です。そして、地道にローンを遅延無く返済していると、私のようにローン会社から「いいカモ」として(笑)絶大な信頼を得ることができます。

今では、某信販系ローン会社であれば無担保・頭金なしでも軽く500~600万円は貸してもらえるどころか、向こうから借りませんか?と言われるほどになりました。まあ、良識ある普通の人は「バカだね」と思われるかもしれませんが、車が第一の優先事項になるような方は、ぜひ参考にしてみていただくのもよいのではないでしょうか。

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