激安アクションカムでどの程度の車載動画撮影ができる？

2017年4月10日

有名なところでは「GoPro」などをはじめとする、アクションカム。各社から、アクションカムやウェアラブルカメラといったようなジャンルで発売されていますが、大手メーカーのものはなかなかお値段的に気軽に手が出せるものは少ないかと思います。

大手メーカーや国内メーカーのものは性能的にも品質的にも安心感があるのですが、ここは一発、数千円から買える激安アクションカムの品質などがどうなのか、サンプル動画も交えてレポートしてみたいと思います。

今回購入してみた激安アクションカム

今回、WiMiusというメーカーのアクションカムを購入、実際に色々と車載動画を撮ってみました。実は、既に「カートリビア YouTubeチャンネル」で公開している試乗動画もこのカメラを使って作成していたりするのですが、このカメラの利点はとにかく安いこと。画像のように付属品テンコ盛り、セミハードケースまで付いて6000円台という驚異の価格です。

「GoPro」などのアクションカムの性能がいいのは分かっているのですが、激安アクションカムだとものによっては1/10程度の価格で買えるという驚異のコスパ。そんな価格につられて私も購入してしまいました。

ちなみにこの激安アクションカムは「WiMius Q1」という製品で、4K/60fpsの動画、防水ハウジング、タイムラプス撮影、WiFi接続に対応するなど、対応機能は高額製品にも引けを取らない内容となっています。しかも、ドライブレコーダーモードなんていうモードもあり、ドライブレコーダーとしても使用できてしまいます。

激安アクションカムのメリット

まずは、激安アクションカムのメリットですが、これはやはり低価格にということに尽きると思います。画質や製品品質とかは高額商品に敵いませんが、値段が1/10程度という事を踏まえ、割り切って考えれば全然ありですね。例え、故障などによる製品寿命が短かったとしても、なにしろ価格は1/10。数万円の製品が壊れるまでに、10回壊れて買い替えても使う金額は一緒です。

あと、安いが故に複数台購入して一度に複数のアングルから同時撮影などということも可能になってきます。数万円の製品では、お金持ちでない限り3台持ちとか到底できませんし。そんなわけで、激安アクションカムのうまみは「質より量」的な部分にあるのではないでしょうか。

激安アクションカムのデメリット

激安故に大概の事は許せる激安アクションカムですが、品質的な部分はやはり心配ではあります。基本的に海外メーカー製なので、メーカーによってはサポート対応もいまいちだったりなどは考えられます。壊れたら使い捨てくらいの割り切りが必要かもしれません。

あと、今回使用している製品はWiFiでスマホアプリから映像をプレビューしながらのリモート操作も実現しているのですが、アプリの安定性がかなり悪いです。こういったサポートの部分はもう少し何とかなってくれるとありがたいところです。

今回撮影したサンプル動画

そんな激安アクションカムのサンプル動画を撮影してきましたので、ぜひその実力を見てみてください。今回、車の様々な個所に吸着ジェルシートと吸盤式のカメラマウントを使用して車載動画を撮影してみました。最終的にサンプル動画は720p/30fpsにしてしまっているので、1080p/60fpsで撮った意味は無くなっていますが、参考にはなるかと思います。

実際に動画をご覧いただけると分かるかと思いますが、数千円の製品と考えると十分なクオリティではないでしょうか。ちなみに1080pのHD撮影の方が720p撮影よりも画質が落ちたりとかハードの性能が追いついてないようなこともありますが、720p/30fps～1080/30fpsであればほぼ快適に撮影できるかと思います。