この度、株式会社ホンダアクセスが自分で運転するクルマを持っている20歳~59歳のパパ・ママドライバー1,000人に対し「パパドライバー・ママドライバーのカーライフに関する調査2018」というインターネット調査を実施し、結果を発表しました。さて、どのような結果が出ているのでしょうか。
パパとママの車選び
まずは、パパ・ママドライバーがどんな車のタイプに乗っているかの調査結果です。結果は上図の通り全体の1/3がミニバンという状況、そしてそれに僅差で続いたのは軽自動車。3位は少し数値的には少々離されているもののコンパクトカーが続きます。
もう流行りは過ぎていたと思っていたのですが、調査対象がファミリーという事もあり、なんだかんだでミニバンが圧倒的に強いようです。それに対し、意外と少なかったのがSUV。ステーションワゴン人気は完全に下火になってしまっているので何となく納得もできますが、世界的にもSUV大流行りの中でのこの数値は調査対象が限定的とはいえ少々意外でした。
そして、惨敗なのがスポーツカー。まあ、「人数乗れない・狭い・維持費高い」と子持ちファミリーにとっては三重苦のような車だとは思いますが、カーマニアとしては寂しい限りです・・・。
車購入の際に重視したポイント
続いて先の設問で回答した車を購入した際に重要視したポイントの結果がこちら。子供のいるファミリー対象なので、室内の広さや乗り心地が上位かと思いきや、ダントツ1位だったのが価格。家庭にとって経済問題が最も切実なポイントなんですね・・・。
でも、意外と燃費についてのポイントが低いのが不思議。長い目で見たら燃費もトータルコストで効いてくると思うのですが。大半がミニバン・軽対象なので燃費競争も行く所まで行って落ち着いたというところでしょうか。
ちなみに自分もパパドライバーですが、この項目で優先順位であれば「外装・デザイン」「ボディのタイプ」、ここには無いですが「馬力などの性能」といったところでしょうか。本当に欲しい車なら価格なんて気にしません。ローンで限界に挑戦です!(笑)
購入の際は誰の意見が強い?
こちらは、現在の車を買う際に誰の意見が最も優先されたかという設問ですが、意外にも夫が主導権を持って決めたというケースが多いようです。子持ちファミリー層なので、もっと奥さんの意見が強く、旦那さんは泣く泣く不本意な車を買ったというケースが多いと思っていたのですが。
ただ、夫が「自分が主導権を握っていた」と思っている割合が79.8%なのに対し、奥さんは49.2%しか「夫が主導権を握っていた」と思っていないという乖離が興味深いです。夫を立ててると思わせつつ、実は自分が主導権を握っていたとかそんな感じでしょうか(笑)
乗りたい車に乗っているか
こちらは現在の車は乗りたい車だったのかどうか。これは意外にも男女ともに8割程度は乗りたい車に乗っていると思っている模様。先の設問のように恐妻家の旦那さんが強制的にミニバンに乗らされているというケースが多いかと思いきや、そんな事はあまりないようです。
合算で世間の過半数を占めているミニバンと軽自動車には一生乗るつもりが無い自分は圧倒的少数派なのですね・・・。
ちなみに乗りたい車に乗れていない方の理由は下図のようになっているようです。ただ、理由の1位である「自分が意思決定できずに不満」というのは、都市部と地方部で大きく異なりそうですね。クルマ社会の地方部では、一人に1台が普通なので、たいがい自分で車選びしますので。
以上、車選びに関しての部分を抜粋しましたが、「パパドライバー・ママドライバーのカーライフに関する調査2018」は更に多岐にわたる内容を調査しています。ご覧になりたい方はこちらの調査結果PDFをご覧ください。
【調査概要】
◆調査タイトル:パパドライバー・ママドライバーのカーライフに関する調査2018
◆調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする自分で運転するクルマを持っている20歳~59歳のパパドライバー・ママドライバー
◆調査期間:2018年6月14日~6月18日
◆調査方法:インターネット調査
◆調査地域:全国
◆有効回答数:1,000サンプル(男性・女性 各500サンプル)
◆実施機関:ネットエイジア株式会社
車の中でもスーパーカーを筆頭にスポーツ系や輸入車が特に大好きで、欲しいクルマは数え切れず。残りの人生であとどれくらいの数の車に乗れるだろうかと考えると、色々と悩みが尽きません・・・。