先日、日産の「新型リーフ」を試乗キャンペーン利用して1泊2日お借りして、たっぷり新型リーフがどんなもんなのかを試させてもらいました。今回は、新型リーフの新機能の一つである「プロパイロットパーキング」についてレビューしたいと思います。
駐車支援機能「プロパイロットパーキング」
新型リーフには自動運転機能「プロパイロット」をはじめ、様々なドライバーアシスト機能が付いているのですが、その中の一つが駐車支援機能「プロパイロットパーキング」。これは、縦列・通常の並列駐車を問わず、車が全自動で駐車をしてくれる機能です。
今回、この「プロパイロットパーキング」を実際に試しつつ、その様子を動画にも撮影してきました。以下に手順等も記載したいと思います。動画では上記画像のような駐車場の並列駐車の様子を撮影してあります。
「プロパイロットパーキング」の手順とその様子
それでは、実際に「プロパイロットパーキング」を利用する手順です。
1.駐車したい場所の手前で停車する。
まずは、車を停めたい駐車スペースの近く(手前)まで車を動かして、停車します。
2.プロパイロット パーキングスイッチを押す。
続いて、プロパイロットパーキングのスイッチを押します。すると、ナビ画面に上記画像のような画面が表示され、自車の周りの映像が映し出されます。
3.ゆっくりと前進し、駐車したい場所の真横に停止させる。
ナビ画面を見ながら、自車をゆっくり動かし停めたい駐車スペースの横へ車を停止(日産公式サイトでは概ね1m以内の距離)させます。
4.停車している状態で、駐車したい場所に が表示されていることを確認する
白線がしっかり認識できないと結構繊細な位置調整が必要となる場合もありますが、上記画像のように自車の横にPマークが表示されれば、そのスペースを駐車位置として認識完了です。
5.ブレーキペダルを踏んだまま画面上の駐車開始をタッチする
スペースを認識したら、ナビ画面の「駐車開始」表示にタッチします。
6.プロパイロット パーキングスイッチを押しながらブレーキペダルを徐々にゆるめて車両をゆっくり前進させる
「プロパイロット パーキングスイッチ」を長押しし続けながら、ブレーキを話します。すると、車が自動で動き始め認識下スペースへ駐車を開始します。通路スペースが狭い場合は、複数回切り替えしつつ駐車してくれます。
7.駐車目安枠(赤色)に到達すると車両が停止し、駐車制御が完了。
最初に認識したスペースへ車が収まると車両が停止しし、ブレーキをホールドしてくれます。
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以上のような手順で駐車してくれるのですが、本当に綺麗に駐車スペースの枠に車を収めてくれます。ただし、少々難点なのはスピードの遅さ。正直かなりのノロノロ運転なので、前後に他の車両が待っているような混雑している駐車場で使用した場合、多いに待たせて大ひんしゅくを買う可能性大です。
ただし、今回は並列駐車しか試していないものの、駐車精度に関してはかなりのものだと思います。運転や駐車が苦手な人であれば、かなりの安心感を持って使用できるのではないでしょうか。
自動運転技術もどんどん進歩していますが、今回新型リーフに試乗して、改めて技術の進歩を感じさせられました。次回以降の記事では、同一車線自動運転技術「プロパイロット」や通常の試乗・インプレッションもアップしていきますので、ぜひまた見てください。
車の中でもスーパーカーを筆頭にスポーツ系や輸入車が特に大好きで、欲しいクルマは数え切れず。残りの人生であとどれくらいの数の車に乗れるだろうかと考えると、色々と悩みが尽きません・・・。